2011年08月30日

日本のGoogle+は飛びぬけて投稿数が多い

早稲田大学の卒業生が立ち上げた技術ベンチャーとして有名な
「ユーザーローカル」はアクセス解析ツールを提供する
会社としても知られていますが、そのユーザーローカルが
Google+で人気の投稿や写真、動画、ニュース、発言を国別に
集計し、雑誌風にまとめたランキングサイト「Journal+」を
公開して話題となっています。

Journal+では、Googleがオープンしたソーシャルネットワーク
サービスの「Google+」で公開されている投稿を集計し、共有
された数が多い投稿、+1ボタンが押された数が多い投稿を分析後
どんな投稿がGoogle+で話題となってのかが分かるように工夫
されています。これらの投稿は国、または地域別に収集され、
それぞれの地域で注目が高い発言や写真、動画を閲覧する
ことができます。

すでに「Journal+」の公開時点で620万件の投稿、420万人分の
ユーザー情報を収集しており、ユーザーごとに共有された回数
の多い投稿、+1が押された回数をランキング形式で閲覧できる
画期的なシステムとして注目されています。

ユーザーローカルでは、独自調査による国別ユーザー数も
発表しています。発表によれば、居住地が判定できたユーザー
のうち日本のユーザーは約2%ですが、この数字はアメリカの
30%、インドの16%、イギリスの3%などに続き、世界で8番目に
多いということです。さらに、世界中のGoogle+の投稿のうち、
約17%が日本からの発信で、これはアメリカに次ぐ第2位と
なっています。ユーザー数に比べて、日本からの情報発信が
桁違いに多いことが分かります。

すでに先行して世界中で広まっているSNS「フェイスブック」は
日本では爆発的に普及することはありませんでした。実名登録
や複雑なユーザーインターフェイスがアーリーアダプター以外に
はとっつきづらいと感じられたのが主な理由と言われて
いますが、日本人にとって親しみやすい要素がふんだんに
取り入れられたGoogle+が、日本で親しまれているとしても
不思議ではありません。  


Posted by tksm2525 at 23:58ニュース